ライターの未来とチャットGPTの進化

こんにちは!今日はライターの未来についてお話ししたいと思います。
オープンAIをはじめとするチャットGPTのAIでかなりの仕事が代替されるようになったと思います。
特に、文章を書くことに関してはかなり効率よくできるようになったのではないでしょうか。

これから残る文章とライターについて

簡単な文章の作成、あるいはキャッチコピーまでチャットGPT 3で多くの作業がこなせましたが、今回チャットGPT 4に課金してみて、格段に機能が上がっているように感じました。

特に、文章に関してはその質がぐんと向上しているように思います。

記者や書籍の編集者を経験した身として、これから残る文章やライターについて、今思うことを書き留めておきたいと思います。まずこれから必ず起きることは、さらなるコンテンツの増加です。
今まで以上に文章を書くことも、そう遠くないうちに動画を作ることも簡単になるでしょう。そうなると、世の中に情報の生産が加速され、今以上に情報が溢れるわけです。

チャットGPTと検索エンジンの違い

検索エンジンで検索したあと、出てきた情報に今までは目を通し、その中から欲しい情報を探していたと思います。
しかし、人間はそれすら面倒になってきたのでしょう。
実際、検索エンジンに用語を入れたところで期待していたような答えが出てくるとも限らない。
何度か検索用語を変えなくてはいけない。

こうしたジレンマに対して、解決策を提供したのがチャットGPTなのではないかと思います。
会話型で聞きたいことを聞くと、インターネット上の情報の山から該当するものをいい感じにまとめてくれる、要は「最強のまとめ」のようなものが登場したわけです。

チャットGPTに代替される文章と代替されにくい文章

現時点で、チャットGPTに代替されるような文章とされにくい文章の特徴を考えてみました。

文章のタイプチャットGPTによる代替のしやすさ特徴
単純な文構造代替可能短く、単純な文構造で表現された文章は、AIが理解しやすく生成しやすい
一般的なトピック代替可能よく知られた、一般的なトピックに関する文章は、AIの学習データに豊富に含まれている
標準的なフォーマット代替可能定型文や標準的なフォーマットの文章(例:ニュース記事やリスト型コンテンツ)は、AIが生成しやすい
情報提供型代替可能単純な事実や情報を提供する文章は、AIが簡単に生成できる
創造性や独創性代替しにくい独自のアイデアや視点を持つ文章は、AIには生成が難しく、人間のライターによるものが優れている
深い専門知識代替しにくい特定の専門分野に関する深い知識を必要とする文章は、AIが十分にカバーできない場合がある
感情や共感代替しにくい感情や共感を表現する文章は、人間のライターが書くものがより自然で魅力的である
複雑な文構造代替しにくい高度な文法や表現力を持つ文章は、AIが完全に代替するのは難しい
カルチャーやコンテクスト代替しにくい地域や文化に関する独自の知識や背景を持つ文章は、AIが十分に理解しきれない場合がある

カギは出所とワクワク感

私が気になる2つのポイントは、出所とワクワク感です。

出所がないような曖昧な情報に関しては、ざっくりと概要を知る分には非常に便利ですが、しっかりとした内容の記事を書こうとなると、使うのは難しくなってきます。
結局のところ、最終的には、細かい情報に関しては人の目でチェックをしなくては、信頼できる情報として提供するには難しいのかもしれません。

次に、ワクワクワク感についてです。
AIは現時点では感情を込めた文章を書くのは、難しいのではないかと思います。
人間は生き物なので、誰かが体験したワクワク感や感動、そうしたものによって自分も「やってみたい」「やってみようかな」というような思いが起きることがあるはずです。
例えば誰かの書いた旅行記を読んでワクワクしたり、誰かが体験したことを追体験して怒ったり、喜んだり。
こうしたことはやはり、書き手のパーソナリティに依存する部分なのではないかなと思っています。

AIは、食われる前に使いこなす

まとめると、今のところAIに任せるべき部分は任せ、コアとなる部分に関しては人間が考える、というような使い方が良いのかもしれません。
ITツールは使って初めて価値が分かるものも多いです。
これからもガンガンと色々なツールを使いながら、より生産的なアウトプットの方法を考えていきたいと思っています。

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