「あなたの人生の『プランB』について聞かせて」。
2023年、ポルトガルにイスラエル人の友人と旅をしたときの経験をかきました。
不確実性高い現代社会でどう生きる？
正直、この質問をされたときに頭が真っ白になったのですが、友人との会話を通じて、不確実性高い現代社会での生き方、特に「プランB」の重要性について深く考えさせられたものでした。
記事では、プランAが予定通りの人生、プランBを「計画が狂った時の代替策」であると定義しました。
特に現代のVUCA（変動性、不確実性、複雑性、曖昧性）の時代には、プランBを考えておくことが重要でしょう。
特に日本における地政学的リスクを含む世界の情勢の不安定さを考慮すると、
プランBとして国外での学びや生活経験は大きな選択肢の１つになってくるかもしれません。
自身の人生をより豊かで多様なものにするためのステップ
世界の同世代（30代）は「あたりまえ」に、自分のより居心地がいい国や地域に移っていっています。
「来世に期待」と今の自分の生活を諦め、今までの人生の倍近い時間を生きるよりも、
こうした選択肢を検討してみるのも面白いかもしれません。
プランBとしてEU市民権を得た友人の例は、特にビジネスパーソンにとって、自身のキャリアや生活計画に対する新たな視点を提供します。また、プランBは単に後手後手の対策ではなく、自身の人生をより豊かで多様なものにするための積極的なステップとも言えるでしょう。
世界が急速に変化する現代、新たな可能性を見つけ出し、自分自身の成長を促すための一つの方法とも考えられるはずです。
私自身も改めて彼女との対話で考えさせられたのですが、プランBを立案することは、自分の人生に対する深い理解と自己啓発も生まれます。
それは、人生の新たな可能性を開くだけでなく、自分自身の存在をより豊かで意味深いものにする機会を提供するでしょう。現代社会で生き抜くための戦略として、そして自己成長の道具としても、プランBを考えてみても面白いかもしれません。
