3月9日、山に囲まれた長野県を舞台に、地域の資源や恵み、そしてデジタルを活かし、次の時代に向けてアップデートを行うべく、探究・交流するイベント「シシコツコツ」に参加するために長野を訪問していました。
長野の魅力がいっぱい!シシコツコツとは?
孜孜忽忽(シシコツコツ)では、各分野でコツコツと取り組む人々の活動や思いに触れ、若者が自分の人生について考え直すきっかけを提供することを目指しています。「ないものは山でつくれる」というテーマのもと、林業、農業、教育、食文化、観光、移住などさまざまな分野の実践者がセッションを行いました。
そのイベントの中で、Tech Open Air(TOA)カンファレンスの日本公式パートナー、株式会社インフォバーン代表取締役会長(CVO)である小林弘人さんと、欧州経済およびスタートアップに関する最新情報を提供する特別トークセッションを開催する機会に恵まれました。このセッションでは、TOA2023への参加の経験をもとに、欧州発のイノベーションやスタートアップシーンの最新動向を深掘りし、長野の魅力を世界にどう発信できるかを考えました。
日本の「地域」の可能性
TOAでは特に、イノベーションとは単に新しい技術を開発することだけではなく、それを社会や経済にどのように適用し、価値を生み出すかという視点が強調されるのですが、欧州のスタートアップエコシステムから学ぶべき点として、持続可能性や社会的影響を重視したビジネスモデルに触れました。これらは、日本の企業やスタートアップにとっても大いに参考になる内容です。
私は、日本の地方には多くの可能性が眠っているとおもっています。特に、長野県は雪や教育で国内外からいますごく注目を集めています。こうした機会を活かすには、地域の強みや資源を生かしながらも、グローバルな視野を持ち、世界中の人々と積極的に交流することが欠かせません。
業界の大先輩、小林弘人さんとTOA2024
小林氏は1994年に『WIRED(日本版)』を創刊し、1998年には企業のマーケティング・コミュニケーション支援を目的としたインフォバーンを設立するなど、メディアとテクノロジーの領域で幅広い活動を展開してきました。2016年以降は、Tech Open Air(TOA)の日本公式パートナーとして、ベルリンでのテックカンファレンスや視察プログラムを企画・実施するなど、オープンイノベーションの普及に尽力しています。
小林さんは、業界の大先輩です。2023年のTOAをお手伝いさせていただいた後、テレビ東京の「セカイ経済」でもご一緒させていただくなど、この1年で非常に多くの場面でお世話になっています。
本セッションでは、TOAカンファレンスの見どころや参加プログラムの紹介もしました。TOAカンファレンスは、世界中から起業家、投資家、技術者などが集まり、イノベーションをテーマにした祭典です。長野県の企業にとっても、世界のトレンドを把握し、イノベーションを生み出す絶好の機会となります。私自身も、非常に学ぶことが多かったです。
詳細はビジネスインサイダーの記事をご覧ください。
2024年は6月に開催されます。詳細はコチラから!
私も今年もたぶん、参加します。