最速レビュー:ひろゆき氏最新刊『日本人でいるリスク』

こんにちは、MOMO(@amemomo_edit)です。
今日は、最速のレビューをお届けしたいと思います。何のレビューかというと、それはひろゆきさんの最新刊、『日本人でいるリスク』という本です。

2023年5月31日に発売されたものだよね?

そう、欧州にいるから時差もあって、キンドルで買った

日本の課題と、日本で生きる処方箋が欲しい人におススメ

ちなみに、最速レビューはただのネタです。狙って読んだわけではなく、たまたまひろゆきさんのツイッターが流れてきて、最近何を語っていらっしゃるのかなと思い、プロフィールを見てみると、この本の表紙が出てきました。

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私も日本のリスクと課題については常々考えているので、ひろゆきさんがフランスに住んでいて、何を見ているのかがきになりました。2015年から、8年ほどもう住まれているんですね。

今回の書籍の感想は、紙の本であれば、「メルカリで買って売る:つまり一度は目を通したいが、手元に持っておきたい本ではない」という感じでした
ひろゆきさんは前提として、「若い人は海外に出ていくべきだ」と述べています。しかし、実際に海外に出ていく日本人はごく少数で、この本では日本で生きると決めた人たちがどういった戦略を立てるべきかに焦点を当てています。

書かれている内容については、教育やいろいろな分野に渡って提言をされているので、その点については非常にわかりやすかったです。日本に住み、日本の課題を踏まえた上で、どのように行動すればいいのかについて考えている人にとっては、この本が役立つと思います。

せめて自治体のリーダーは自分で選ぼう

本の中では政治に対する批判が多く含まれております。
特にデジタルに無知な人々が官公庁でいろいろなものを作り、DXと呼んでいるけれども、その結果はひどいものだと書籍で述べられています。具体的には、皆さんも記憶に新しい、接触確認アプリの「COCOA」をあげています。

 それどころか、多くが「わからないことは外部に丸投げ」方式をとっています。しかし、丸投げすれば、そのシステムがきちんと働いているかというチェック機能までその外部組織がつくることになるので、実際には「COCOA」というバグだらけの接触確認アプリに大金を投入するような事態が相次ぎました。

ひろゆき(西村博之). 日本人でいるリスク (p.40). 株式会社マガジンハウス. Kindle版.

私もつい先日、日本に帰国するために「COCOA」をはじめとし、ダウンロードした(させられた)いろいろなアプリを開いてみたら、「サービスを終了しました」と書かれていました。このアプリに税金がどれほど使われたのかを思うと、ぞっとします。

上記で上げた例はアプリについてでしたが、老人のクレーマーに屈して公園を撤去することになった例などもあげつつ、記されていた提案の一つは、なかなか鋭いものでした。
それは、「まともな首長がいる自治体で暮らす」こと。小さな自治体では、知事や市長などの首長の権限が強く、独自の政策を立てることが可能です。

まともな首長がいる自治体で暮らすというのはあるでしょう。都道府県や市町村といった自治体では、知事や市長など首長の権限が強く、独自の政策を立てることが可能です。(中略)
ろくでもない地域からは離脱していく。そうした「離脱する権利」を行使することで自らを守り、選挙とは違う形で意思表示することはできると思います。

ひろゆき(西村博之). 日本人でいるリスク (p.55). 株式会社マガジンハウス. Kindle 版.

その意義については、我々一人一人がロビイスト、つまり、自分自身の主張を声に出し、意見を主張する人間にならないといけないという主旨の提案をしています。リーダーシップに欠けるリーダーがいる場所では、自分の脳を活用して、その不適切さを指摘する必要がある、と。

私自身、日本を出た理由の一つは、現在の政治状況が好きでないということが大きいです。
選挙に行っても大きな変化はなく、(変わる可能性が低い)今の社会を変えるために命を使うよりも、少なくとも自分がまともだと思える国や地域へ移住する方が速い、と判断しました。なので、このあたりは非常に共感します。

日本に住み続ける決意をした人の最善の策を書いた本

本書は、日本に住み続ける決意をした人たちのための本です。
ビジネスパーソンがプランBを持つことの必要性、仕事がうまくいかなくなった時の自衛策として、新しい仕事に移行できるような準備金を2年分貯めておくこと、なんでもすぐにトライし、いやだったらすぐに辞めることなどの日常的なアドバイスも本書では描かれています。

軽い気持ちで何でもトライしてみて、嫌だったらとっととやめる。こうした三日坊主の繰り返しは、「自分に向いていないことをどんどん潰していく」という意味もあり、少しも悪いことではありません。日本人特有の「○○すべき」という発想から自由になって、幸せの総量を増やす生き方を心がけましょう。

ひろゆき(西村博之). 日本人でいるリスク (p.90). 株式会社マガジンハウス. Kindle版.

「消費される側」になるな

実は、ひろゆきさんは、貧困層向けにパソコンを配る活動を行っています。

彼の見解では、タブレットでは消費者にしかなれず、パソコンでプログラムを書いたり、音楽や動画を作ることで生産者になれる。そして、その生産者としての立場から貧困を脱却する道が見つかると考えています。彼はそこで、パソコンに強くこだわっているのです。

しかし、現在の学校で配られているのは、生産者としての可能性を秘めたパソコンではなく、消費者の立場を強化するタブレット。それが彼の問題意識となっています。アプリの使用にお金を払い、サブスクリプションを促すのがタブレット。iPadではプログラミングを行ったり、新たな何かを作り出すことは難しい。その見解には、強く共感を覚えました。

タブレットでは、誰かがつくったアプリにお金を支払って使う消費者しか育ちません。パソコンでプログラムを書いたり、音楽や動画をつくる生産者になることで、貧困から脱却する道が見つかります。だから、僕はパソコンにこだわっているのです。

ひろゆき(西村博之). 日本人でいるリスク (pp.96-97). 株式会社マガジンハウス. Kindle版.

こうした視点や発想は、これからのAIがさらに浸透・台頭していく時代では必須のものだといえるでしょう。

強烈な新しさは特になかったものの、彼と同じような課題意識を抱いていると感じ、興味深かったです。
私は、この本はKindleで約30分から1時間で読むことができました。

サクッと日本の課題を総さらいしたい人にはおススメです。

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