「文章の基礎」研修を行いました

皆様、こんにちは。
先月、地方の中小企業での研修を担当させていただく機会がございました。
今回はその研修の内容と事例について詳しくご紹介させていただきます。

当該企業では、自社内にてライターを育成するという目標に対し、私の役割はライターが留意すべき点や文章の基礎を伝授することでした。

研修の流れと内容

この研修は全2日間を予定しており、初日には基礎知識の説明と課題提出、そして1週間後に課題に対するフィードバックという流れで進行しました。それぞれ時間は1時間程度です。

また、SEO目的の記事作成スキルの育成も研修の一部であり、その部分は別の専門家にお任せし、私自身は記者や編集者としての基本的な文章作成技術と重要ポイントの説明に専念しました。

私の担当箇所に関するプログラムは、下記の通りです。

日程内容
初日基礎的な文章の書き方の講座・質疑
2日目課題の添削と解説

いくつかのスライドをご紹介し、講座のについて簡単に解説したいと思います。
初日の講座では、クイズなどを交えながら、文章を執筆するうえで押さえておきたいことをご紹介しました。

クイズのあとには実際に、どのように正しい用語を見つけるか、参考書籍や具体的な調べ方もご紹介しております。

研修のなかでは実際の文章をいくつか取り上げ、まずは皆さんに「赤字をいれるべきポイント」を考えていただきました。
そのうえで、私のいれた「赤字」をご紹介し、「なぜそれをいれたのか」を一緒に考えます。

文章の上達に、こうしたプロセスは欠かせません。
「編集」「ライティング」双方の視点をもつことは非常に重要だからです。


初日の最後、課題として出したのは、SEOと文章の基礎を踏まえた上で、
3000文字から5000文字程度の記事を一本書くというものでした。

具体的なターゲットやペルソナは細かく設定され、それに対応した記事を執筆することが求められました。
参加者のかたは、素晴らしい記事をあげてくださり、添削をさせていただくのがとても楽しかったです。

SEO観点での指摘は別の専門家に行ってもらうため、
私の役割は参加者一人一人の文章を編集者の視点で確認し、共通する課題や注意点を共有していくことでした。

ビジネスにおける文章の正解

文章作成には絶対的な正解はありませんが、ビジネスの視点から見ると、いくつかの”正解”が浮かび上がります。
それらを踏まえて、どのように注意すべきかについて具体的にお伝えしました。

用語選定の基準、文章の構成方法などを扱い、「今日からすぐに使える」方法をお伝えしたつもりです。

また、チャットGPTなどのAIの使い方に関してもお話しました。
AIに「淘汰されない」ライターになるために心がけるべきことは何か、また効率的に使って生産性をあげるにはどうしたらよいか、は避けてはとおれないテーマでしょう。

今回の研修で使用したスライドの一部分をご紹介しました。
記事作成や編集におけるポイントに関心がある方は、是非お気軽にお問い合わせください。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

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